大分県別府市が小中学生を対象に今年9月、導入した「家族旅行で学校を休んでも欠席扱いしない制度」=「たびスタ」について、11月末時点で450件の申請があったことがわかりました。
「たびスタ」は、週末に忙しい飲食・サービス業で働く保護者が多いことを背景に、別府市が9月、小中学校を対象に導入した制度です。
事前に保護者が申請すれば家族旅行で学校を休んでも欠席扱いせず年間3日まで休暇を取得できます。
別府市教育委員会によりますと、11月30日時点で、小学校356件、中学校94件、合わせて450件の申請がありました。12月に入っても申請はあるということです。
別府市教委は、「想定より多く制度への関心が高いと受け止めている。旅での学びもあるので、今後も必要であれば活用してほしい」としています。