陸上自衛隊大分分屯地に新たに7棟の大型弾薬庫を整備する計画について、関連予算案が閣議決定され、大分市は九州防衛局に住民説明会を開くよう要請しました。

12月22日に閣議決定された国の来年度予算案で防衛省は南西諸島などでの防衛力を抜本的に強化するため、敵の射程外から攻撃可能なスタンド・オフ・ミサイルの整備とともに駐屯地や基地の強靭化を重点に掲げています。この中では各種弾薬の取得に連動して必要となる火薬庫を全国で整備するため222億円が計上されています。

防衛省や大分市によりますと大分分屯地には現在整備が始まった2棟に加え今後新たに7棟の火薬庫を整備する計画で、来年度は3棟の調査、設計予算案およそ5億円が盛り込まれています。

大分市は今回の概要について25日からホームぺージで公開するとともに九州防衛局に対し住民説明会を開くよう要請したということです。