ダイハツ工業の不正問題を受けて、大分県中津市にある子会社のダイハツ九州が来年1月末まで生産を停止することがわかりました。
自動車メーカーのダイハツ工業は安全性の確認に必要な衝突試験で不正なデータを使って国の認証を取得していたことが発覚し、全車種の出荷を停止しています。
これを受けて、中津市にある子会社のダイハツ九州も25日から全ての操業を停止しました。ダイハツ工業からの指示でこの措置は少なくとも来年1月末まで続きます。大分工場とあわせてエンジンを生産している福岡県の久留米工場も同じく休業を決めています。
この問題をめぐっては国土交通省がすでにダイハツ工業に立ち入り検査に入るなど道路運送車両法に基づいて厳正に対処する方針を示していて、2月以降についても工場再開の見通しは立っていません。