大分市の高校で新年に向けて英気を養ってもらおうと21日恒例の鍋が全校生徒にふるまわれました。

県立大分雄城台高校では新しい年に向かって生徒たちが飛躍することを願い、毎年この時期に肉や野菜がたっぷり入った「雄風鍋(ゆうふうなべ)」と呼ばれる豚汁をふるまっています。

21日は保護者20人が800食分を作り、昼休みに各教室でお椀によそいました。3年生のクラスでは生徒たちが出来立ての汁を味わい、部活や勉強へのやる気を高めた様子でした。

(生徒)「うまい!」「コロナも明けてみんなで食べられてうれしいです」「3年間のラストなのでお腹いっぱいなるまで食べたい」「これ食べたので部活も勉強も頑張っていきたいと思います」

学校は「愛情がこもった雄風鍋を食べてインフルエンザや受験に打ち勝ってほしい」としています。