大分県立盲学校で彫刻制作のワークショップが行われ、子どもたちが手で触れた感覚を通じて造形の魅力を体験しました。

県立盲学校で行われたワークショップには幼稚部から中学部までの7人が参加。筑波大学の宮坂助教らが講師となり、まず粘土の感触を体験しました。このあと、紙ストローに銅線を詰めた芯棒を使って人や動物などの形を作り上げていきました。芯棒は粘土を支える骨となるもので、手や足などの動きを自由に形作れます。

(中学部の生徒)「スノーマンのハローハローという曲があって、その中の踊りですね。格好いい感じになったらいいかなと思います」

(筑波大学・宮坂慎司助教)「作った経験は単に触れる確かめるように触れるのとは違って、一段深いものになる。その経験を重ねるとすごくいいのかな」

子どもたちは21日、芯棒に粘土を重ねて作品を仕上げ、後日焼かれるということです。