大分県と大手飲料メーカー、大分市内の企業が連携して使用済みのペットボトルを再活用する取り組みが1日からスタートします。

この水平リサイクルは持続可能な社会の実現を目指して大分市の環境整備産業と大手飲料メーカーのコカ・コーラボトラーズジャパンが県と連携して実施します。「ボトルtoボトル」と呼ばれるこの取り組みは県内19店舗のスーパーマーケットが協力して、店内に高校生がデザインしたペットボトルの回収箱を設置。再生樹脂から再びペットボトルを作って活用するものです。

(環境整備産業・尾形嘉博社長)「ペットボトルが今まではペットボトルに戻るというリサイクル方法ではなかった。ペットボトルが生まれ変わるという活動にご協力いただければと思います」

県はこうした取り組みを通じて県民に資源の循環や環境教育への意識を高めてほしいと話しています。