■ 予防は肌の露出を避けること

マダニに刺されない対策について、害虫駆除の専門家はまず肌の露出を避けることが重要だとしています。

(コクエイ消毒・長野雄樹社長)
「衣類の境目からマダニは入って来やすいので、手袋を袖の上に被せること靴下の中にズボンを入れる工夫が必要マダニが付いてるのがわかりやすいように明るめの靴下がよい」


また、血を吸う害虫などを防ぐディートやイカリジンを含んだ虫よけ剤や虫を寄せ付けない特殊加工をした衣類を着用するとより効果的だといいます。

(長野社長)
「マダニを知ること、意識するということ、畑作業をする時などマダニが近くにいるということを意識して対策して行動してほしい」

一方、ペットが感染するケースも確認されています。

日本医療研究開発機構の研究班によりますと、西日本を中心に2017年から2022年3月までに猫449匹、犬24匹がマダニなどにかまれてSFTSを発症しています。

このうち、猫の致死率は6割以上となっています。また飼い主などがペットの体液にふれたり噛まれたりして、人へ感染する事例が全国で確認されています。

(おおいた動物愛護センター愛護企画課・国政陽子課長)
「犬は放し飼いをしないようにお願いしたい。散歩の時も草むらになるべく入らないようにしていただき、帰ったら犬の体にダニとかがついてないか確認してください」

一方、猫についても外に出さず、室内飼いを徹底することが大事だと話します。

感染防止のため室内飼いの徹底が大事


死に至るケースもあるマダニ感染症。野生動物との距離が縮まり、年々リスクが高まる中、身近に起こりうるという心構えが大切です。