大分県由布市で発生した土砂崩れで11日、現場から心肺停止状態の男性1人が見つかり、その後死亡が確認されました。警察が身元を確認した結果、行方が分からなくなっていた70歳の男性と判明しました。

由布市湯布院町で6月30日、土砂崩れが発生し住宅1棟が巻き込まれ、この家に住む麻生繁喜さん(70)の行方がわからなくなっていました。

11日朝から、警察と消防が31人態勢で捜索したところ、午後2時8分頃、住宅があった場所からおよそ40メートル離れた土砂の中で心肺停止の状態の男性を発見し、その後死亡が確認されました。警察が身元の確認を進めた結果、男性は麻生繁喜さん(70)と判明。死因は多発外傷でした。