アメリカとイランの核協議があす行われます。トランプ政権が「今回が最後のチャンス」としているとも伝えられていますが、イランを攻撃する可能性は高まっていると分析する専門家もいます。

アメリカ トランプ大統領
「世界一のテロ支援国家であるイランに核兵器を保有させることは絶対に許さない。そんなことはあってはならない」

トランプ大統領はイランを攻撃するのか、回避するのか。大きな山場となるのは、あすスイスで行われる3回目のイランとの核協議です。

アメリカ政府高官 ニュースサイト「アクシオス」より
「今回が最後のチャンスになる可能性が高い」

トランプ大統領は、すでに中東の各所に空母などを配備。現時点で攻撃に踏み切る可能性はどれくらいか。元イラン大使の齊藤貢氏は、こう見ています。

元イラン大使 関西学院大学 齊藤貢 客員教授
「きょう(24日)の時点で(軍事行動の可能性は)70%ですね」

今回の戦いが始まるシグナルを主に3つあげるとすると、1つは「退避命令」。

元イラン大使 関西学院大学 齊藤貢 客員教授
「アメリカの軍事行動をやるやらないの基準は家族の退避。戦闘行為に加わらない軍人と家族の退避が出たらある」

2つ目は、アメリカの2隻目の空母の到着。時期は3月中旬ごろ。3つ目は、イスラエルが去年の戦闘で消費した迎撃ミサイルを補充し、イランへの反撃が可能となったとき。

しかし、齊藤氏はトランプ氏が来月末に中国を訪問する前に「ケリをつけるのでは」と指摘しています。

では、アメリカはどう戦うのでしょうか?

元イラン大使 関西学院大学 齊藤貢 客員教授
「空爆では(イランは)大きな国で地上戦は恐らく起きない。(場所を)貸す国はないですよ、米軍に」

一方、イランは…

元イラン大使 関西学院大学 齊藤貢 客員教授
「アメリカが1発殴ってきたら5発くらい殴り返して、イランに攻撃すると痛い目に遭うぞというのを見せたい、見せると思う。だから非常にアメリカにダメージが起きる形」

さらに、イランはサウジアラビアなどアラブ産油国の石油輸出関連施設を直接攻撃する可能性もあるそうです。

元イラン大使 関西学院大学 齊藤貢 客員教授
「非常に日本にも影響があるし、非常に心配している」

アメリカとイランは何を選択するのでしょうか。