弁護士の仕事や法律について関心を高めてもらおうと、小学生を対象にした体験会が2日大分市で開かれました。

2回目となるこの体験会は県弁護士会と法テラス大分が主催し、県内の小学5年生と6年生15人が参加しました。子どもたちは弁護士バッジのシールを身につけ、検察官の主張に対し弁護活動を行う裁判のルールを学びました。

児童はこのあと刑事裁判の弁護士になりきり窃盗の罪に問われている被告人の証言や現場の防犯カメラなどの証拠資料について検証しました。
(参加した小学生)「(無罪か有罪か)どっちなんだろうっていうところまで持っていくのが難しい」「基本的人権の尊重で被告人にも人権があるから守るのがすごいと思った」「やりがいがあると思うのでやってみたい」

最後に子どもたちは無実を主張する弁論をグループごとに発表し、弁護士の仕事に理解を深めた様子でした。