大分県豊後高田市の中学生がそば打ち体験に挑戦し、自分たちで仕込みから作り上げた「寒晒しそば」を味わいました。
「寒晒しそば」はソバの実を水につけて寒風に晒すことで余分なアクや渋みが抜け、甘味と風味が増し、舌ざわりが良くなると言われています。
4日は豊後高田市の香々地中学校の2年生12人が、今年1月に仕込んだそば粉を使ってそば打ちを体験しました。生徒たちは地域住民から手ほどきをうけながら、寒晒しそばを完成させ、作りたての味わいを満喫していました。
生徒は「ちょっと太かったけどおいしかったです」「難しいところもあったので、もっとやってみたいなと思いました」「ほかの人にも食べてほしいと思いました」と話していました。
香々地中学校では生徒たちにそば打ち体験を通して、世界農業遺産に認定された地域文化を学んでほしいとしています。