ゆっくりと上空に浮ぶ「空飛ぶクルマ」。大分市で17日、「空飛ぶクルマ」が国内で初めてとなる屋外で、人を乗せた有人飛行に成功しまし
「空飛ぶクルマ」は2年後の大阪・関西万博での実装を目指す次世代の乗り物です。大分市は地域活性化を目的に導入を検討していて、別府湾が広がる田ノ浦ビーチで17日有人での試験飛行が実施されました。
(小学生)「すごいと思った」「車なのに空を飛んでいるところがすごかった」「空高く飛びたい。(行きたいのは)宇宙!」
2人の乗組員が搭乗した車は上空30メートルまで上昇。田ノ浦ビーチの上空や海上をゆっくりと周遊し、およそ3分半の飛行に成功しました。
(一般社団法人MASC・桐野宏司理事長)「お尻にちょっと振動がつたわってきたが、移動する際にはなんも違和感がなかった。一点の曇りもない素晴らしい飛行だった」
国土交通省の許可を受けた空飛ぶクルマの屋外での有人飛行は国内初で、今回の成功を受け、実用化に向けて大きく前進しました。