大分市内におよそ9万羽を飼育し、卵を生産する大規模養鶏場が進出することになり16日、宮崎の企業と協定が結ばれました。
大分市に卵の生産農場を建設するのは宮崎県に本社を置き、自社生産した卵を九州を中心に全国で販売している「フカベエッグ」です。県庁で16日、広瀬知事立ち合いのもと、深部哲徳社長が佐藤耕三副市長と協定書に調印しました。
計画では大分市上戸次の養鶏場跡地およそ2万2000平方メートルに最新の衛生管理システムで鳥インフルエンザ対策を施し、大分市では最大、県内では5番目となるおよそ8万8千羽を飼育します。
(深部哲徳社長)「鳥インフルエンザが出た場合に供給が止まってしまうというリスクヘッジも含めて、今回参入を考えました」
新農場は来年4月から卵の生産を始める予定で、年間売り上げ3億円を目指します。