小型無人機ドローンを活用して遠隔地に食品を運ぶ実証実験が今月11日、大分県杵築市で行われました。

この配送実験はドローンを使って新たな観光サービスを創出しようと大分県と民間企業が連携して実施しました。実験では、はじめに大分県杵築市のキツキテラスで牡蠣のセットなどをドローンに積み込みました。

そして自動飛行によりおよそ10分かけて5キロほど離れた野上邸に配送しました。

このあとドローンは特産品のまんじゅうを載せて折り返す予定でしたが通信トラブルにより自動飛行のルートを機体に送信できず実験は取り止めとなりました。

実験は通信環境の改善を図ってあすも同じルートで行われ、担当者は「ドローン物流の普及に向けて取り組みを進めたい」と話しています。