大分市の県道で時速194キロの車と衝突し、男性が死亡した事故から2年となり9日夜、遺族が事故の発生時間に祈りを捧げました。

9日午後11時前、大分市大在の事故現場を訪れたのはおととし2月に亡くなった小柳憲さん(当時50)の遺族です。

小柳さんは車で交差点を右折しようとしていたところ、当時19歳の男が運転する時速194キロの車と衝突し亡くなりました。

この事故をめぐり去年12月、大分地検は男の起訴内容を過失運転致死罪からより刑の重い危険運転致死罪に変更しています。

現場を訪れた遺族は事故発生の時間に祈りを捧げました。

(小柳さんの姉)「2年前のこの時間からどん底にもっていかれて、弟のためにたたかい続けていきたい」

今後は裁判員裁判で審理されますが、具体的な日程は未定となっています。