業務の一部を大分県日出町に委託しているJR暘谷駅で警察や町などが合同で不審者のトラブルを想定した対応訓練を行いました。
日出町のJR暘谷駅では去年4月から一部の駅業務を町に委託しています。こうした駅では大分県内で初めて、JR九州や警察、町などが合同で不審者対応訓練を実施しました。
訓練は酒に酔った男が刃物を持って暴れだす想定で行われました。駅の係員が乗客の避難誘導や隣の駅への連絡など対応にあたり、通報を受けて駆けつけた警察が男を取り押さえました。
(JR九州大分支社・吉野敏成支社長)「いざという時には乗客や近隣の方にも協力をいただくということも大事。訓練を通じて対応力を高めていきたい」
JR暘谷駅では、係員が不在の非常事態の際には110番や緊急ダイヤルでの通報を呼びかけています。