来年度中の運航開始を目指すホーバークラフト。大分県は7日、導入を予定している3隻の船名を発表しました。採用されたのは県の偉人の名前です。

(広瀬知事)「1番船がBaien、2番船がBanri、3番船がTanso」

広瀬知事は7日の会見で、大分市と大分空港を結ぶ海上アクセスとして導入予定のホーバークラフト3隻の船名を発表しました。2507点の応募の中から採用されたのが、アルファベット表記の「Baien」、「Banri」、「Tanso」。これらはすべて学者・教育者として県に名を残す偉人、三浦梅園・帆足万里・広瀬淡窓の3人が由来となっています。

(広瀬淡窓が先祖 広瀬知事)「母親に怒られる時にいつも淡窓の名前が出ていたので、敬して遠ざけていた。これが観光資源として楽しんでもらえたら」

ホーバークラフト3隻はいずれもイギリスで建造が進められていて、7月中旬にも1隻目が納入される予定です。