大分県内の去年12月の有効求人倍率は1.4倍で、正社員の求人が集計開始以降、過去最高となっています。
大分労働局によりますと、去年12月の県内の有効求人倍率は1.4倍で、全国平均の1.35倍を上回る高い水準が続いています。また、正社員の有効求人倍率は1.34倍と、2005年の集計開始以降過去最高を記録しています。事業所が正社員を求める傾向にある上、高齢者を中心にパートでの就業希望が増えていることが背景とみられています。
産業別では、前の年の同じ月から情報通信業が22.5%増、運輸・郵便業が18.1%増などと、主要9業種のうち6業種で増加しています。
大分労働局は「新型コロナの影響に引き続き注視が必要」としています。