4月に行われる大分市長選挙をめぐり、自民党市連はすでに出馬を表明している元参議院議員・足立信也さんへの支援について協議しました。

自民党大分市連は6日、緊急の常任総務会を開き、4月に行われる大分市長選挙に向けた対応を協議しました。大分市長選には元参議院議員の足立信也さん(65)が去年12月に出馬を表明しています。

会議では、秦野恭義会長がこれまでに会社経営者や市の幹部職員など6人と交渉を重ねたものの、擁立には至らなかったと説明。候補の1人として政策などを協議してきた足立さんへの支援を提案しました。

しかし、足立さんとは国政選挙で戦ってきた経緯があるだけに、議員からは賛否の声が上がったということです。

(自民党大分市連・秦野恭義会長)「意見もさまざま出ていて、我々も承知している。丁寧に説明しながら、理解を得ていかなくては」

自民党大分市連は15日にも常任総務会を開き方針を決めたい考えです。大分市長選にはこれまでに足立さんのほかに出馬を表明している人はいません。