今年の世界陸上や来年のパリ五輪につながる別府大分毎日マラソンが5日行われ、ジブチのイブラヒム・ハッサンが大会新記録で優勝しました。

3年ぶりに通常規模に戻った今年の大会には視覚障がい選手を含め男女およそ4000人がエントリー、絶好のコンディションの中、正午に大分市の高崎山・うみたまご前をスタートしました。

序盤から大会新記録をうかがうペースの中、レースは30キロ手前から大きく動き外国人招待選手2人が集団から抜け出します。このままジブチのイブラヒム・ハッサンがリードを保ち、2時間6分43秒の大会新記録で優勝しました。

日本勢は小森コーポレーションの市山翼が2時間7分44秒で日本人トップの3位。青山学院大学の横田俊吾が2時間7分47秒でフィニッシュし、20年ぶりの更新となる学生新記録で4位に入りました。また、市山と横田を含め、今大会で6人がMGCへの出場権を獲得しています。