大分県立芸術文化短期大学で美術を学ぶ学生の卒業・修了制作展が31日から大分市の県立美術館で始まりました。
この作品展は短大と専攻科で美術やデザインを学ぶ2年生が授業の成果を発表する場として毎年開催されています。
会場には学生93人がこれまでの集大成として手がけた絵画や彫刻・グラフィックデザインなどの作品142点が展示されています。どの作品も感性豊かな力作ぞろいです。
原田七穂さんの彫刻は、悠々と泳ぐジンベイザメと海底の人物によって、海の神秘や壮大さが伝わってくる作品です。
専攻科の徳重麻友さんは日本画の様々な画材を重ね、コロナ禍で個性が失なわれつつある中、自分の色を表現したということです。
この作品展は2月5日まで県立美術館で開催されています。