長年、別府大学の教壇に立っていた考古学者、賀川光夫さんの生誕100年を記念する企画展が大分県別府市で開かれています。
賀川光夫さんは1963年、別府大学に史学科を創設し縄文時代を中心に考古学の研究を手掛けました。企画展では国内外で精力的に行った発掘調査の写真などおよそ70点が展示されています。中でも年間の出来事を絵と文章で記録した長さ14メートルに及ぶ絵巻物は賀川さんの日常や人となりをうかがうことができる貴重な資料です。
別府大学・飯沼賢司特任教授「多くの学生を育てたし大分の文化人として大分にどれだけ貢献したかをこの機会に我々は振り返る必要があるのではないか」
考古学者、賀川光夫さんの企画展は別府大学で3月10日まで開催されています。