「地域ネコ」保護活動スタート
つらい逆境の中でも、大野さん夫婦がこの地にこだわり続ける理由。それが「地域ネコ」の存在です。2019年に移住した当初は、路地にあふれる糞尿被害に心を痛めていました。そこで大野さん夫婦はネコと共生できる環境を整えようと、地元の有志とともに保護活動を2022年にスタートさせました。

大野正義さん:
「避妊・去勢手術をすると、マーキングしなくなるのを知ったので、じゃあやろうかと。自分らがエサやりをして、ネコを集めて、そこで捕獲して去勢手術に連れていこうと。事情を知らないですよね、みんなはね。『ネコにエサをやるからフンが多いんだ』と言われているのを、ちらほら聞いていました」
ネコ専用のトイレを自宅の庭や空き地に設置。さらには不妊去勢手術を行うなどして佐賀関のネコを取り巻く環境は、徐々に改善していきました。

おおいた動物愛護センター・大隈滋所長(獣医師):
「手術後の面倒についても、ボランティアにしていただいている。ボランティアがいないと成り立たない。エサ代にしてもいろいろお金が必要ですので、苦労されると思っています」






















