大分市内に住む70代男性がパソコンのウイルス除去名目で電子マネー11万円分をだまし取られる詐欺被害にあったことがわかりました。
警察によりますと、大分市内に住む70代の男性が1月10日、自宅のパソコンでインターネットを利用していた際、突然警告音が鳴り、画面に「ウイルスに感染した。早急にこの電話番号に連絡してください」などと表示。男性が電話したところ、片言の日本語を話す女から「ウイルスを除去するための処置代が必要」などと説明を受け、電子マネーの購入を指示されました。男性はコンビニで合計11万円分の電子マネーを購入し、その利用番号を相手にメール送信した結果、電子マネーの利用権をだましとられたということです。
男性は相手から番号が違うと言われ、再び電子マネーを購入しようとしましたが、家から出かける際、家族に話し被害が発覚しました。
警察は「電子マネーで支払いを要求された場合、詐欺を疑い、相手に電子マネーの利用番号を教える前に家族や警察に相談してほしい」と呼びかけています。