整形外科の医療体制を強化しようと、大分市の病院で手術からリハビリ、社会復帰までを一貫して行う取り組みが強化されています。
大分市の永冨記念病院は整形外科の医療体制の強化を図ろうと新たに「脊椎・関節・骨粗しょう症センター」として、12月から運用を開始しました。
整形外科で手術を受けた患者はその後、別の医療機関に転院することが負担になるケースが多いということで、リハビリ施設を活用し手術から退院社会復帰までを一貫してサポートします。

このほか、高齢化に伴い増加傾向となっている骨粗しょう症の早期発見を目的に骨密度検査なども実施しています。
(永富記念病院・永冨博副院長)「転院した場合は人材が変わってしまって環境も変わってしまうことは、患者さんにとても負担になるので、急性期・慢性期・回復期まですべてを一貫して在宅復帰まで患者さんをみるように心がけています」
永冨記念病院では今後も地域に密着した医療の提供を目指したいとしています。



















