私的に使う日用品を会社の経費で発注し、約422万円の損害を与えたとして、大分市の水道管工事会社の元経理担当の女(46)が背任の疑いで逮捕されました。

警察によりますと、元経理担当の女は2021年5月から2024年3月末にかけて、当時勤務していた大分市内の水道管工事会社で、殺虫剤やハンドソープ、消臭剤など日用品1136点を57回にわたって発注し、会社に約422万円の損害を与えた疑いが持たれています。

女はネット通販を利用し、購入した商品を自宅に届くよう発注。自分で使ったり、転売したりしていたとみられています。

同様の手口で味噌汁やシャンプーなど計83点を発注し、会社に約38万円を支払わせたとして10月に逮捕されていて、取り調べに対し、女は容疑を認めているということです。

大分地検は13日付けで、女を背任の罪で起訴しました。