大分県別府市で、飲食店の経営者から客への返金用の現金を預かり、横領したとして、56歳の男が逮捕されました。

横領の疑いで逮捕されたのは、別府市鶴見に住む職業不詳の男(56)です。

警察によりますと、男は今年5月23日午後9時半ごろ、別府市内の行きつけの飲食店で男性経営者(48)から、飲食代金を多く支払った男性客に返金する現金13万円を預かり、そのまま横領した疑いが持たれています。

男は、本来現金を受け取る予定だった男性とは知人関係で、経営者に対し「俺が返しておく」と話し、現金を受け取りました。

今年9月、男が関係する別の事件捜査の過程で、警察が経営者から事情を聴いたところ、横領が発覚。容疑が固まったため逮捕しました。

男は容疑について否認しているということで、警察が動機や経緯を調べています。