海外の富裕層の誘致につなげようとプライベートジェットを活用した、大分県湯布院の旅行プランが6日から販売され、これに合わせてオープンフライトが披露されました。
この商品はインバウンドを対象に、大分での滞在と移動の質を高め、旅行価値を向上させようと、東京の「Japanticket」が企画しました。
利用客は、ミシュランガイドで「非常に快適で優れたホテル」と評価され、2キーホテルに選ばれた由布市湯布院町の宿「ENOWA YUFUIN」に2泊3日で滞在します。
その後、大分空港に隣接する本田航空まで専用車両で移動し、プライベートジェットに搭乗して目的地までフライトします。
6日は、実際に湯布院に宿泊した台湾からの旅行客が広島へ向けてこのサービスを利用しました。
(台湾からの旅行客)「湯布院は2回目ですが、今回宿泊した『ENOWAYUFUIN』ではとても良いサービスを受け、また来たいと思います。すぐに離陸できるという点も非常に魅力的です」
(Japanticket・宮崎有生執行役員)「初めて大分に足を運ばれる人が多いので、まずは湯布院から大分の魅力を発信し、今後はより広域に広げて、長く滞在していただける企画に昇華させていきたい」
この旅行プランは6日から販売されていて、大分ー羽田間を想定したモデルケースでは1人185万円となっています。
「Japanticket」では、食や体験など外国人観光客の関心が高い分野に特化することで、大分と他のエリアとの差別化を図り、新たなインバウンド富裕層の誘客につなげたいとしています。



















