JR大分駅とホーバークラフトのターミナルを結ぶ新たな交通手段として、大分県は12月から専用タクシーの運行を始めると発表しました。

現在、JR大分駅とホーバーターミナル間では、交通手段の確保として無料のシャトルバスが運行されています。しかし、1便あたりの平均乗車数が8人にとどまったことを受け、県は11月末でバスの運行をとりやめます。

そして、新たに12月から来年1月末まで、同じ区間でタクシーの実証運行を開始します。

この専用タクシーの運賃は片道定額600円で、途中下車はできません。相乗りが可能で、乗車人数に応じて均等に割った金額となります。平日は往復8便、土日と祝日は往復10便が予定されています。

県は「2次交通の需要はあると考えていて、ホーバータクシーの利用者の声などを聞き、延長も含めて検討したい」としています。