秋の行楽シーズンでツーリング中の交通事故を防ごうと大分、熊本、福岡の県警が合同で安全運転を呼びかけました。

秋の行楽時期には福岡から熊本方面へ向かうライダーが増え、死傷する交通事故が多発する傾向があります。

大分、熊本、福岡の3つの県警から18人が参加し、県境に近い日田市中津江村の鯛生金山駐車場でライダーにチラシを配り、事故防止を呼びかけました。

また、啓発活動に合わせて駐車場に警察車両が展示され、訪れた子どもたちが普段は乗れない白バイの座席を体験していました。

(日田警察署 安部貴志交通課長)「旅行に行く方が山間部で事故を起こすケースが非常に多くなっています。山間部ではカーブが多く、道も狭いので安全な速度で運転してほしいと思います」

県内では今年4月、九重町でツーリング中の男性が死亡したほか、日田市中津江村でも転倒による重体事故が発生しています。