今年8月、大分県の日出生台演習場で訓練中の隊員2人が落雷で死亡した事故を受け、陸上自衛隊は行動マニュアルの整備など、再発防止策をまとめました。
事故は8月17日に発生し、玖珠駐屯地の20代の3等陸曹2人が訓練中に落雷で死亡したものです。
陸上自衛隊によりますと、当時2人は高台で「潜入訓練」に参加中で、雨が降っていたため岩場に隠れていたところ、雷が落ちて感電死したとみられています。
この事故の調査を受け、陸上自衛隊が10月3日付けで再発防止策をまとめました。主な内容は、野外で雷を避けるための行動マニュアルの整備や、雷が発生した際の避難施設の整備を進めることなどが盛り込まれています。
第8師団の白川訓通師団長は「今回の調査結果を踏まえ再発防止に万全を期す」とコメントしています。



















