8日は二十四節気の一つ「寒露」です。秋が深まる時期とされていて、大分県九重町のタデ原湿原では、風に揺れるススキが見頃を迎えています。
「寒露」は、秋が深まり、朝晩の冷え込みが厳しくなる頃を指します。九重町田野のタデ原湿原では、9月下旬からススキが綿毛をつけ始め、現在見頃を迎えています。

8日の最低気温は、大分市で24.2度、佐伯市蒲江で23.9度など、各地で平年を大きく上回りました。長者原ビジターセンターによりますと、タデ原湿原周辺では季節の移り変わりが若干遅れたものの、着実に秋が深まっているということです。遊歩道を散策する観光客も、涼しい風を感じながら癒されている様子でした。
(訪れた人)「きれいですね。風がとても気持ちいいです」「こんなにたくさんのススキをみることがないので感動しました。秋を感じましたねやっぱり」
九重町のタデ原湿原のススキは、11月上旬まで楽しめそうです。