大分県立美術館でプロの写真家を招き、笑顔で遺影を撮るユニークなイベントが開かれました。

この撮影会は、県美術協会写真部会が会員の技術向上と自分の写真を明るく残してもらおうと開催しました。招かれたプロの写真家・橘田龍馬さんは、ファッション誌や広告のカメラマンとして25年以上活動しています。そのかたわら、遺影のイメージを変え、写真を残してもらおうと全国で撮影会に力を入れています。

(橘田さん)「遺影写真は、残された家族が心を込めて手を合わせる写真です。その人らしい笑顔の写真をこだわってやっています」

(参加者)「もう近いからね、ぼちぼちかなと思って」「やっぱりプロですね、上手」「普段通りの自分をとってもらいたくて、とても笑わせてくれるので思わず心から笑っていました」

橘田さんは、良い写真を撮るには感情が表情に現れるので、撮られる人も撮る人も楽しむことが大切だと話しています。