大分県由布市の特産品、トウガラシの収穫が続いています。

由布市庄内町の阿部隆司さん(68)の畑では、今年7月から収穫が始まりました。この畑では爽やかな辛さが特徴の「やまと紅」や、激辛の「黄とうがらし」など4種類およそ1100本を栽培しています。

今年は夏の厳しい暑さの影響で辛みが強く、阿部さんの畑では例年並みの3トンが収穫される見込みです。夏の暑さが落ち着くこの時期は、青く実ったトウガラシが赤く色づき始めていて、鮮やかな実を丁寧に収穫していきました。

(阿部さん)「安全安心で栽培してますので、いろんな形で利用できると思うので、さまざまな料理で使ってもらえればうれしいと思います」

由布市では、今年12月までに去年を上回る30トンの生産を目指しています。