国体から去年名称が変わった国民スポーツ大会が滋賀県で開催されています。優勝を狙うラグビー少年男子は大分東明高校を中心に3校から選ばれたオール大分で挑んでいます。
(白田誠明監督)「勝つチームってのはまとまることやし、君らが大分県の代表やから。大分県でラグビーをしている高校生のレベルの高さを示すことが大切」
10月1日、出発直前に戦術を確認したラグビー少年男子は、単独校を県代表とするチームも多い中、大分は今回3校からメンバーを選びました。
(白田誠明監督)「お互いに吸収しながらいろんな成長があるし、そこで新しい発見だったり自分のプレーも伸びるってこともたくさんあるというふうに感じています」
8月末の九州予選では佐賀代表の佐賀工業に後半怒涛の追い上げで逆転勝利。勢いそのままに本選にシードで出場します。
(大分東明3年・プロップ・鶴田英士共同キャプテン)「最後まで諦めないところとか、1人1人が強いプレーすること、丁寧にプレーするところとかが強みだと思ってます」
メンバー23人中18人を占める大分東明の素早くボールを回しながら攻撃する戦術を軸に得意の展開ラグビーをベースに戦います。
(大分東明2年 スタンドオフ・吉田夏樹選手)「留学生を生かしてラインブレイクした後の外に振ったりだとかそういう形はできてると思います。自分のプレーでトライとったり勝利に導けるように、優勝目指して頑張りたいと思います」
大分舞鶴からは大柄のフォワード2人とフィジーからの転入生2人のあわせて4人、玖珠美山からは複数ポジションこなせる器用なフォワード1人が選ばれました。
(大分舞鶴3年 フランカー・竹尾悠選手)「心境的にはライバルっていうとこもあってちょっとライバル視してしまうこともありますが、高校関係なしにチーム大分で一丸となって戦っていきたいなと思ってます」
そのラグビー少年男子は6日、準決勝で大阪代表と対戦し、前半15-12で折り返すも31-15で逆転負け。去年より順位を上げ3位となりました。
そのほかの競技結果です。
ウエイトリフティング、男子89キロ級でインターハイ2位の宇佐・三宮叶夢選手は、スナッチは126キロで優勝、ジャークで156キロで2位となりました。

サッカー少年女子、県代表として出場した柳ヶ浦は広島県選抜の固い守備に阻まれ0-4で敗れ、準優勝となりました。

これまでにテニス少年男子で大分舞鶴の太田周・安藤大和ペアが県勢初優勝。また、ライフル射撃少年女子10メートルビームライフルで由布の秋吉柚奈が優勝しています。


アーチェリー成年女子とサッカー成年男子は7日、決勝を戦います。