長年親しまれてきた商店街「べっぷ駅市場」が大規模リニューアルを実施し、1日、一部エリアがグランドオープンし、新店舗が登場しています。
JR別府駅の高架下にある「べっぷ駅市場」は、去年10月から大規模なリニューアル工事が始まり、今年8月には惣菜店や鮮魚店などが先行して営業を再開。そして1日、新しい店舗を含む第1期エリアがグランドオープンしました。

新規オープンした「GRAM&GLAN」では、栄養バランスを考えたグラノーラや、北海道産の食材にこだわって作ったクッキーなどが販売されています。量り売り形式で、少量から購入できるのが特徴です。

(GRAM&GLAN・新島容子店主)「素朴な味わいがあって、いろいろな種類が楽しめます。普段は杵築の山奥にお店を構えているので、別府でもっといろいろな方に量り売りとか焼き菓子を見て、楽しんでいただきたい」
また「湯煙食堂」も1日オープンしました。大分名物のとり天はもちろん、由布産シイタケを使ったジャンボメンチカツなどが味わえます。大分の地酒も豊富に揃い、アルコールも楽しめます。

さらに、別府で長年愛されている「ぶたまんの店幸崎」もオープン。昔ながらの豚まんに加え、ふわふわ食感が自慢の蒸しベーグルなど新商品も登場しています。

(ぶたまんの店幸崎・森実香穂店長)「皮が歯ごたえがあって、もっちりしています。餡はほとんどお野菜でできていて、お肉もたくさん入っていて、ヘルシーで食事にいいと思います。ソフトクリームもやっていて種類が10種類ぐらいあるので、たくさんの方に知ってもらいたい」

このほか、定期的に店舗が入れ変わるシェアキッチンスペースが新設され、人気店の限定ランチを楽しむことができます。「べっぷ駅市場」では現在、第2期エリアの工事が進んでいます。来年の夏ごろには全面開業し、25店舗が軒を連ねる予定でさらなるにぎわいが期待されます。