産学官が連携し、高齢化社会への対応を考える会議が大分県別府市で開かれ、介護や認知症予防の取り組みを共有しました。

30日別府市では医療関係者をはじめ、スーパーや金融機関などの民間企業、学識経験者らが出席し、介護や認知症の予防策について検討する会議が開かれました。

(長野恭紘市長)「最後の最後のその瞬間まで住み慣れた地元でいかに健康的にお過ごしいただくか」

この会議は、別府市と「大塚製薬」、医薬品卸の「アステム」との包括連携協定に基づいて開催され、認知症予防教室や介護予防のための「通いの場」の開催など、別府市の取り組みが報告されました。

参加企業からは、会場の提供や情報発信などで協力していく意向が示され、今後の連携強化を確認しました。