日本の南の海上で24日未明、台風20号(ブアローイ)が発生しました。台風18号と台風19号が発生していて、現在トリプル台風となっています。
台風20号(ブアローイ)
24日午前3時、カロリン諸島で熱帯低気圧が台風20号になりました。台風は1時間におよそ15キロの速さで西へ進んでいます。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の南西側440キロ以内と北東側330キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風の中心は、24時間後の25日午前3時にはフィリピンの東の北緯10度40分、東経131度10分を中心とする半径95キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。
台風18号と19号
非常に強い台風18号(ラガサ)は南シナ海を西へ1時間に20キロの速さで進んでいます。台風19号(ノグリー)は日本のはるか東にあって、東南東へゆっくりとした速さで進んでいます。
現在トリプル台風となっていますが、日本への直接的な影響はないとみられています。