県美術展のトップを飾る「書道展」が、23日から大分県立美術館で始まり、545点の力作が展示されています。
県美術展は、芸術文化の向上を目的に、書道、写真、日洋彫工展の各分野に分かれて毎年開催されています。
23日から「書道展」が始まり、会場には県美術協会の会員による入選作品など545点が展示されています。「漢字」や「かな」など6つの部門ごとに、個性豊かな筆使いで表現された作品が並び、来場者の目を楽しませています。

大賞には、大分市の渡辺琇泉さんの作品「萬葉歌」が選ばれました。古典を学んだ筆運びが表現されていて、線質が深さや品格ある字体が高く評価されました。9月30日からは、高校生や書道愛好家など一般公募による入選作品も展示されます。
県美術展の「書道展」は、10月5日まで県立美術館で開催されています。