小説「赤毛のアン」の舞台となったカナダ・プリンスエドワードアイランド州と大分県が交流を深めていくことになりました。

22日、万博で来日しているカナダ・プリンスエドワードアイランド州のロブ・ランツ首相が県庁を訪問し、佐藤知事とともに友好関係の発展を目指す意向表明書を締結しました。

プリンスエドワードアイランド州は、世界的に人気の小説「赤毛のアン」の舞台です。作品の日本語翻訳者・村岡花子と大分県玖珠町出身の児童文学者・久留島武彦が師弟関係にあったことがきっかけで、交流が始まりました。

(佐藤知事)「世界中から万博で、関係者が日本にお見えになりますので、それを契機として大分との交流を深めていくことを進めていきたい」

今後、県は文学を中心とした若い世代同士の交流事業などを進めることにしています。