ムエタイでかつて世界王座を獲得しながら、がんのため引退を決めた大分県別府市の男性が27日夜、ラストマッチに臨みました。
がんの治療のため引退を決意した別府市のムエタイ格闘家・ノブ・ブレイブリーこと近藤伸俊さん(40)。27日夜、別府市のビーコンプラザでラストマッチに臨みました。
去年、世界タイトル戦で破れた相手にリベンジなるか。ムエタイの大技であり、自身の得意技、ひじ打ちを使いながら序盤から果敢に攻めます。
競り合いますが惜しくも判定負け。試合後には完全燃焼した思いを語りました。
(ノブ ブレイブリー・近藤伸俊さん)「最後に200名近く応援に来てくれて、僕は幸せだと思います。リングで経験した強い気持ちを持って、いろんな困難に立ち向かって勝っていこうと思います」