大分県中津市にある創業120年を超える老舗製氷会社「ムクノ」が開発したシャーベットやスムージーがいま話題を呼んでいます。

「ムクノ」は1898年(明治31年)に創業し、地域で製氷業などを担っている会社です。2年前に新たに開発したのがフルーツシャーベット。果物の加工から商品の製造まで自社工場で一貫して行っており、そのおいしさの秘密は製氷会社ならではの「急速冷凍技術」にあります。

ムクノ食品事業部 向野雄一朗部長:
「通常の冷凍に比べて凍結するものの、細胞が壊れにくいという特徴があって、解凍後も凍結する前と同じような状態を保ちやすい」

独自の冷凍技術によりフルーツの鮮度や食感、そして、豊かな風味まで閉じ込めることに成功。フルーツ本来のうまみを生かした特別なシャーベットは、大分県産ブランドのいちご「ベリーツ」、全国に誇る「カボス」、甘みが際立つ柑橘「不知火」など全6種類がラインナップ。着色料や香料を使わず、自然の恵みが凝縮された逸品です。