未来のなでしこジャパンを夢見る柳ヶ浦高校の女子サッカー部を取材しました。3年連続の全国大会を目指し、今週末からの九州大会に挑みます。
創部18年、部員42人で練習に励む柳ヶ浦女子サッカー部は長崎で今月19日から始まる九州大会に16チームが出場する中、第3シードで挑みます。
(副将 サイドバック・三代淑世選手)「ピッチ外ではみんな仲良くしているけど、コートに入ったらフラットなので学年関係なく意見を言い合ったり、ガツガツやっています」
堅実に守ってボールを持ちながら、前線にパスを送って、縦に速く攻めるのがチームのサッカーです。
守備の要となるのが、体を張ったガッツあるプレーでけん引するセンターバックの重松選手です。
(センターバック重松日菜選手・2年)「柳ヶ浦は攻撃というより、良い守備から良い攻撃へという意識が出ているので、まず守備の部分で失点しないような守備をみんなで声かけあってやっています」
得点源の一人が2年生ストライカーの松岡優空選手。高いドリブルテクニックでサイドから切り込んで相手ディフェンスを崩します。
フォワード陣を活かすのが浜田選手の視野の広さ。正確なスルーパスでシュートを演出する攻撃の要です。
(トップ下 浜田若那選手・2年)「自分が軸となって攻撃を組み立てたり他の選手を活かしてチームが勝てるような最善の判断を出来たらと思います」
各ポジションに個性が光る選手が揃った今年のチーム。九州大会では去年の4位を上回っての全国大会出場を目指します。
(副将 サイドバック・三代淑世選手)「全国大会を決めることはもちろんですけど、しっかり一戦一戦、目の前の試合に集中して柳ヶ浦らしいプレーで勝ち抜けるように頑張っていきたいです」
九州大会でベスト4に進めば12月30日に兵庫県で開幕する全国大会へのキップを獲得します。