大分県内の10月の企業倒産は、医療法人の大型破たんや新型コロナの関連倒産で負債総額が20億円を超えました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、大分県内で10月、負債総額1000万円を超えた倒産は7件でした。負債総額は20億1500万円にのぼります。

このうち国東市で総合病院の国見病院などを運営する医療法人「二豊会」は、事業拡大に伴う借入金や人件費の増加で債務超過に陥り15億円余りの負債を抱えて経営破たんしました。

また中津市でからあげを販売していた「職人の」は、コロナ禍による販売不振が原因で破産し関連会社も連鎖倒産しています。