9日から始まった「秋の全国火災予防運動」に合わせ、大分市消防局が住宅火災で最も多いコンロ出火の実演を行い注意を呼びかけました。

「秋の全国火災予防運動」は空気が乾燥し、火災が発生しやすいこの時期に火の取り扱いについて注意を高めてもらおうと毎年実施されています。

9日は大分市で住宅火災の発生原因で最も多い「コンロ」を使って、加熱し過ぎた天ぷら油からの出火を再現しました。

さらに危険な対応例として天ぷら油に水をかけると… およそ5メートルまで火柱があがった後、消防局の職員が住宅用消火器を使って初期消火を実演しました。

(大分市消防局予防課・松岡辰倫主査グループリーダー)「ひとたび火災が起これば甚大な被害を起こすことになります。みなさま火の取り扱いには十分気を付けてほしいと思います」

「秋の全国火災予防運動」は11月15日まで行われます。