大分県国東市の吉弘楽(よしひろがく)を含む全国の「風流踊」41件が、ユネスコ無形文化遺産の「登録」に勧告されました。
風流踊は盆踊など、各地の歴史や風土に応じて伝承されてきた民俗芸能で、ユネスコ無形文化遺産の評価機関は全国24都府県の41件を登録に勧告しました。
大分県からは国東市武蔵町に伝承される吉弘楽が対象となりました。吉弘楽は踊り手が太鼓を打ち鳴らしながら踊る太鼓踊の一つで、毎年7月の第4日曜日に虫送りの祈願として吉広地区の楽庭八幡社で行われています。
登録の勧告を受けて県教育委員会は「継承してきた地元の方々の活動の結果であり敬意を表します」とコメントを発表しました。
風流踊の登録は11月28日から12月3日のユネスコ政府間委員会で最終決定されます。