大分県内で17日、新たに189人の新型コロナウイルス感染が確認されました。県は感染者数が「下がりきらないまま、第8波に突入するおそれがある」と分析しています。

年代別の陽性者数は、0歳が2人、1~4歳が11人、5~9歳が26人、10代が47人、20代が17人、30代が16人、40代が31人、50代が11人、60~64歳が10人、65~69歳が3人、70代が9人、80代が2人、90歳以上が4人です。

10代が47人で最も多く、年代によって感染者数にばらつきが出ています。このうち、重症化リスクが高い発生届対象者は27人でした。

1日の感染者数は先週の月曜日に比べて66人増えていて、6日連続で前の週の同じ曜日を上回っています。

(県福祉保健部・藤内修二理事)「全国的にぐっと下がってきたものが、6日間で足並みを揃えて上がってきている」

県は3連休中の移動の増加に加えて、気温の低下に伴う換気不足が感染拡大につながったと分析していて、感染者数が下がりきらないまま第8波に突入するおそれもあるということです。

(藤内修二理事)「寒くなるにつれて換気が悪くなって、感染の状況が少しずつ上がっていく。次の第8波の波は比較的に早く来るのではないかと考えた方がいい」

県はエアロゾル感染を防ぐため、寒くなっても室内の換気を徹底するよう呼びかけています。