大分県杵築市の神社で伝統の「どぶろく祭り」が始まり、参拝者に手づくりのどぶろくが振る舞われました。
杵築市大田地区にある白鬚田原神社の「どぶろく祭り」は五穀豊穣と無病息災を願って奈良時代からおよそ1300年続く伝統行事です。
初日の17日は氏子や別府大学の学生らが作ったどぶろくおよそ1800リットルが用意され、朝から訪れた大勢の参拝者に振る舞われました。
2022年は新米の出来が良く、辛口で上々の仕上がりとなったそうで訪れた人は出来立てのどぶろくの味を堪能していました。
(参拝者)「これが楽しみで今年は少し辛口だけどやっぱりおいしい」「お米感があっておいしいです」「楽しみにしていました。ようやく開催できてよかったです。」
また、17日は3年ぶりに杵築市指定の無形民俗文化財、「俣水神楽」も披露されました。どぶろく祭りは18日も開かれます。