西日本一の産地を誇る大分のネギが、初めて年間産出額100億円を突破しました。県をあげた一大プロジェクトの取り組みと今後の展望を取材しました。

大分県産ネギは年間を通じて出荷するため、気候の異なる海抜0メートルから標高の高い高原地域まで栽培されているのが特徴。この取り組みが西日本一の産地につながりました。

ただ、2020年時点の九州での園芸でトップの品目と比較してみると、県産ネギの産出額は78億円。熊本のトマトや福岡のイチゴをはじめ、大分以外すべて100億円を上回っています。

(県園芸振興課・田中賢太郎さん)「大分県としては追いつけ追い越せ、そのために何をするかということで産出額という目標を掲げてネギの産地の育成を図ったところです」