今回のテーマは沖縄料理です。本土復帰50周年、さらに沖縄が舞台のドラマも話題になるなど注目されています。そこで、大分県内で人気のお店とおススメの料理を紹介します。

大分市都町にある創業42年目の「沖縄料理安兵衛」は沖縄出身の店長、宮城さんが作る本格的な料理が味わえます。


(沖縄料理安兵衛・宮城信吉店長)「出身が沖縄で、おふくろの味だよ。沖縄料理は特別な料理はない。はいできたよ」

沖縄料理といえば「ゴーヤチャンプル」で、ゴーヤの食感とクセになる苦さが特徴ですが、店秘伝のソースで炒め、うまみをとじこめています。


そして、店の一押し沖縄直送の麺を使った「ソーキそば」は、昆布やカツオをベースに、とんこつの風味を加えたこだわりのスープです。

(小野リポーター)「麺のコシが強く、弾力があってツルツル食感です。そしてスープもあっさりめなんですけど、出汁がしっかりきいていてコクがあっておいしいです」

(宮城店長)「一つ一つ開拓して、次に来たら何を食べようかと自分で決めて、楽しく食べてくれたらそれだけで嬉しい」


次の店は、豊後高田市にあるお店です。沖縄から取り寄せた食材で作る一風変わったメニューが並びます。

(沖縄料理よし多家・永延愼治代表)「沖縄ではポピュラーですね。イカ墨を麺に練りこんでいるので口の中が汚れない」


イカ墨を練りこんだ麺はひときわ目立ち、たっぷりの野菜を一緒に炒めた「イカ墨焼きそば」はひと口食べれば独特の風味とコクが広がります。


黒糖と味噌で味つけしたとろとろ食感の「ラフテー」。7時間煮込むことで箸で簡単にほぐれるほどやわらかく仕上がります。


このほか、メニューは30以上あり、専門店ならではの味わいが堪能できます。

(永延代表)「コロナ禍で沖縄に行きたいけど行けないという方に本場の沖縄料理を食べて沖縄を本当に感じてほしいです」


沖縄ならではの食文化は魅力たっぷり。ひと口食べれば旅行気分が味わえます。